学習トップ / 教科書ドリル 臨床医学各論 / 第9章 ▸ C. 動脈疾患 / Q09C024
教科書ドリル 臨床医学各論
「60歳の男性。突然の前胸部から背部へ移動する裂けるような激痛で救急搬送。収縮期血圧は右上肢170mmHg・左上肢140mmHgと左右差を認め、造影CTで上行大動脈から腹部大動脈にかけて解離腔を認める。」最も適切な治療方針はどれか。
症状(裂けるような激痛・移動性)+上肢血圧左右差+造影CT所見(上行大動脈から腹部まで解離)はStanford A型大動脈解離の典型像。A型は心タンポナーデ・冠動脈解離・AR合併などで48時間以内に50%死亡するため、緊急外科手術(人工血管置換術)が原則である。抗凝固は解離腔拡大させるため禁忌、血栓溶解療法も同様。降圧安静のみはB型の方針で、A型には不適切。

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