学習トップ教科書ドリル 臨床医学各論第8章 ▸ I. その他の整形外科疾患 / Q08I017

教科書ドリル 臨床医学各論

Q08I017 整形外科疾患

問題

手根管症候群が進行した場合にみられる手の変形はどれか。

選択肢
1鷲手(尺骨神経麻痺の典型)
2猿手(母指球萎縮・対立運動障害)
3下垂手(橈骨神経麻痺)
4クロー指(環指・小指の屈曲位固定)
解答
正解2
解説

手根管症候群が進行すると正中神経支配の母指球筋(短母指外転筋・母指対立筋・短母指屈筋浅頭)が萎縮し対立運動障害が生じ、手が猿手(ape hand)様の変形を呈す。母指を示指の腹に対立できなくなる。鷲手は尺骨神経麻痺(環指・小指のIP屈曲とMP伸展)、下垂手は橈骨神経麻痺(手関節背屈不能)で、それぞれ原因神経が異なる。手根管症候群は正中神経絞扼のため母指球萎縮・猿手がキーとなる。

解説画像
手根管症候群が進行した場合にみられる手の変形はどれか。 解説図
手根管症候群が進行した場合にみられる手の変形はどれか。
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