学習トップ教科書ドリル 臨床医学各論第7章 ▸ A. 糖代謝異常 / Q07A026

教科書ドリル 臨床医学各論

Q07A026 代謝栄養疾患

問題

糖尿病では骨密度が保たれていても骨折を起こしやすい。その主要な機序を述べよ。

解答
正解高血糖によるコラーゲン非酵素的糖化で骨の質(骨コラーゲンの架橋構造)が劣化するため。また神経障害・網膜症による転倒リスク増加も関与する。
解説

糖尿病の骨折リスクは**骨密度が正常~高値**でも上昇する点が特徴。機序は①骨コラーゲンの糖化・終末糖化産物(AGEs)形成による骨質劣化、②酸化ストレスによる骨代謝異常、③細小血管障害による骨血流低下、④末梢神経障害・網膜症・低血糖による転倒リスク増加、⑤尿中カルシウム排泄増加など。SGLT2阻害薬・チアゾリジン薬は骨折リスクを上げるとの報告もあり、薬剤選択時も注意を要する。

解説画像
糖尿病では骨密度が保たれていても骨折を起こしやすい。その主要な機序を述べよ。 解説図
糖尿病では骨密度が保たれていても骨折を起こしやすい。その主要な機序を述べよ。
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