学習トップ教科書ドリル 臨床医学各論第6章 ▸ B. 甲状腺疾患 / Q06B018

教科書ドリル 臨床医学各論

Q06B018 内分泌疾患

問題

甲状腺機能低下症で上昇する血中脂質成分は何か。またこれが続発性脂質異常症の一因となる理由を簡潔に述べよ。

解答
正解総コレステロール・LDLコレステロールが上昇する。甲状腺ホルモン低下によりLDL受容体発現が減少しコレステロール異化が低下するため。
解説

甲状腺ホルモンは肝細胞のLDL受容体発現を増加させLDL取り込みとコレステロール異化を促進する。機能低下症ではこの経路が抑制されるため血中LDLが増加し続発性脂質異常症をきたす。同時にCK(CPK)・LDH・AST(GOT)が上昇するが、これらは筋肉由来で心筋梗塞と鑑別を要する。甲状腺機能低下症は脂質異常症の鑑別として忘れてはならない。

解説画像
甲状腺機能低下症で上昇する血中脂質成分は何か。またこれが続発性脂質異常症の一因となる理由を簡潔に述べよ。 解説図
甲状腺機能低下症で上昇する血中脂質成分は何か。またこれが続発性脂質異常症の一因となる理由を簡潔に述べよ。
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