学習トップ / 教科書ドリル 臨床医学各論 / 第6章 ▸ A. 下垂体疾患 / Q06A023
教科書ドリル 臨床医学各論
次の患者で最も疑われる疾患はどれか。
「28歳の男性。3か月前から1日尿量が6L前後に増加し、強い口渇と夜間頻回の排尿で不眠となっている。尿比重1.003、血清Na148mEq/L、血糖正常。水分制限試験を行っても尿浸透圧は上昇しなかった。」
多尿(6L/日)・口渇・夜間尿の典型症状に加え、尿比重1.003の著明な低張尿、血清Na上昇傾向(脱水)、血糖正常、水制限で尿濃縮なしから中枢性尿崩症が強く疑われる。デスモプレシン投与で尿浸透圧が上昇すれば中枢性、反応しなければ腎性尿崩症と確定する。糖尿病では高血糖・尿糖・高比重尿、心因性多飲症では水制限で尿濃縮可能・血清Naは低値傾向、原発性アルドステロン症では高血圧+低Kが主体で多尿は軽度。

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