学習トップ教科書ドリル 解剖学第10章 ▸ O. 下肢局所 / Q10O067

教科書ドリル 解剖学

Q10O067 運動器系

問題

大腿ヘルニアと鼠径ヘルニアの鑑別として最も適切な組合せはどれか。

選択肢
1大腿ヘルニア=鼠径輪を脱出口とする / 鼠径ヘルニア=大腿輪を脱出口とする
2大腿ヘルニア=中年女性に多く嵌頓しやすい / 鼠径ヘルニア=男性に多く嵌頓は比較的少ない
3大腿ヘルニア=下腹壁動脈の外側を脱出 / 鼠径ヘルニア=大腿輪から脱出
4大腿ヘルニア=男性に圧倒的に多い / 鼠径ヘルニア=女性に多い
解答
正解2(大腿ヘルニア=中年女性に多く嵌頓しやすい / 鼠径ヘルニア=男性に多く嵌頓は比較的少ない)
解説

大腿ヘルニアは血管裂孔最内側の大腿輪が脱出口で、女性は骨盤が広く大腿輪が大きいため中年以降の女性に好発する。脱出口が硬い線維輪で囲まれるため絞扼(嵌頓)しやすく緊急手術になりやすい。一方、鼠径ヘルニアは鼠径管(外鼠径ヘルニアでは下腹壁動脈外側の内鼠径輪)を脱出口とし、男性に多く嵌頓は相対的に少ない。脱出口の解剖学的位置(大腿輪vs鼠径輪)と性差・嵌頓のしやすさが鑑別の中心。

解説画像
大腿ヘルニアと鼠径ヘルニアの鑑別として最も適切な組合せはどれか。 解説図
大腿ヘルニアと鼠径ヘルニアの鑑別として最も適切な組合せはどれか。
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