学習トップ理由で解く 生理学第13章 ▸ E. 味覚と嗅覚 / Q0891

理由で解く 生理学

Q0891 感覚

出典:あマ指 第13回(2005) 問題56
問題
甘味を最も敏感に感じる部位はどれか
選択肢
1 舌尖
2 舌根部
3 舌外側縁
4 舌中央部
解答
正解1(舌尖)
解説
✓ 1. 正しい
舌尖
伝統的な味覚地図では、甘味を最も敏感に感じる部位は舌尖(舌の先端)とされている。舌尖には茸状乳頭が豊富に存在し、甘味受容体を持つ味蕾が多い。甘味の閾値は舌尖で最も低く(つまり最も感じやすく)、栄養価の高い食物を識別するのに有利な配置である。
✗ 2. 誤り
舌根部
舌根部は苦味を最も敏感に感じるとされる部位であり、有郭乳頭が分布する。
✗ 3. 誤り
舌外側縁
舌外側縁は酸味を最も敏感に感じるとされる部位であり、葉状乳頭が分布する。
✗ 4. 誤り
舌中央部
舌中央部は味蕾の分布が少なく、味覚感度が最も低い領域である。
ポイント
  • 覚え方のコツ: 「先に甘い(舌尖=甘味)、奥で苦い(舌根=苦味)」→食べ物の入口で甘さを、奥で毒(苦味)をチェックするイメージで覚える。
  • 関連知識: 5基本味のうち、苦味は閾値が最も低い(微量で検知可能)。舌の味覚地図は国試の定番出題テーマである。
  • よくある間違い: 苦味と甘味の部位を逆に覚えやすい。「甘=先、苦=奥」と対で整理する。
  • 教科書では「b.味覚の受容器と伝導路」の範囲に該当する。
比較表
味覚 敏感な部位 乳頭の種類
甘味 舌尖 茸状乳頭
塩味 舌前方側縁 茸状乳頭
酸味 舌外側縁 葉状乳頭
苦味 舌根部 有郭乳頭
解説画像
あマ指 第13回(2005) 問題56|甘味を最も敏感に感じる部位はどれか 解説図
あマ指 第13回(2005) 問題56|甘味を最も敏感に感じる部位はどれか
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