学習トップ理由で解く 生理学第13章 ▸ B. 体性感覚 / Q0873

理由で解く 生理学

Q0873 感覚

出典:鍼灸 第2回(1994) 問題48
問題
二点弁別の最も鋭敏な部位はどれか。
選択肢
1 口唇
2 背部
3 上腕
4 下腿
解答
正解1(口唇)
解説
✓ 1. 正しい
口唇
二点弁別閾は口唇や指先で最も小さく(約2〜5mm)、感覚が最も鋭敏である。これは体性感覚野(中心後回)における口唇や指先の感覚領域が大きく(ペンフィールドのホムンクルス)、触覚受容器の密度が高い(受容野が小さい)ためである。口唇は食物の確認や発語に際して高い空間分解能が必要な部位である。
✗ 2. 誤り
背部
背部は二点弁別閾が約60〜70mmと大きく、感覚の鋭敏さは最も低い部位の一つである。
✗ 3. 誤り
上腕
上腕は二点弁別閾が約40〜50mmであり、口唇と比べ著しく鈍い。
✗ 4. 誤り
下腿
下腿は二点弁別閾が約40〜50mmであり、口唇とは大きな差がある。
ポイント
  • 覚え方のコツ: 「指と唇で点字を読む→繊細な識別力」→指先・口唇=二点弁別が鋭敏と覚える。問844と同テーマであり、選択肢が指先か口唇かで正答が変わる。
  • 関連知識: ペンフィールドの感覚ホムンクルスでは口唇・手指・舌の領域が他の体部位に比べて極めて大きく描かれており、これは二点弁別閾の小ささと対応する。
  • よくある間違い: 「鋭敏=閾値が大きい」と混同しやすい。鋭敏=閾値が小さい(少ない距離で弁別可能)が正しい関係である。
  • 教科書では「a.皮膚感覚(表在感覚)」の範囲に該当する。
解説画像
鍼灸 第2回(1994) 問題48|二点弁別の最も鋭敏な部位はどれか。 解説図
鍼灸 第2回(1994) 問題48|二点弁別の最も鋭敏な部位はどれか。
この問題の解説の修正を依頼する

解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。

この問題をアプリで理由で解く 生理学
App Store入手