学習トップ理由で解く 生理学第10章 ▸ G. 脳幹 / Q0641

理由で解く 生理学

Q0641 神経

出典:鍼灸 第8回(2000) 問題46
問題
脳幹について誤っている記述はどれか。
選択肢
1 視床に上行する感覚性神経が通る。
2 延髄、小脳および中脳で構成される。
3 自律神経機能の中枢がある。
4 覚醒に重要な神経回路がある。
解答
正解2(延髄、小脳および中脳で構成される。)
解説
✗ 1. 誤り
視床に上行する感覚性神経が通る。
脳幹内には脊髄視床路などの上行性感覚神経路が通過しており、感覚情報を視床へ中継している。
✓ 2. 正しい
延髄、小脳および中脳で構成される。
脳幹は延髄・橋・中脳の3つで構成される。小脳は脳幹の背側に位置し、小脳脚を介して橋と連結しているが、脳幹そのものには含まれない。この問題では「小脳」が「橋」の代わりに入っており、これが誤りである。脳幹内には感覚性上行路が通過し、自律神経機能の中枢(循環・呼吸・嚥下など)や網様体賦活系(覚醒維持に重要な神経回路)が存在する。
✗ 3. 誤り
自律神経機能の中枢がある。
延髄には循環中枢・呼吸中枢・嚥下中枢などの自律神経機能の中枢が存在する。
✗ 4. 誤り
覚醒に重要な神経回路がある。
脳幹網様体賦活系(上行性網様体賦活系)は大脳皮質を賦活し、覚醒状態の維持に重要な役割を果たす。
ポイント
  • 覚え方のコツ: 「脳幹=えん(延髄)きょう(橋)ちゅう(中脳)」と3文字で覚える。小脳は脳幹の「後ろ」に付いている別構造と整理する。
  • 関連知識: 脳幹は生命維持に必須の中枢が集中しており、脳幹の機能停止は脳死判定の重要な基準となる。間脳(視床・視床下部)は脳幹に含めない分類が一般的である。
  • よくある間違い: 小脳を脳幹に含めてしまう誤り。小脳と橋は密接に連結しているため混同しやすい。
  • 教科書では「G.脳幹」の範囲に該当する。
解説画像
鍼灸 第8回(2000) 問題46|脳幹について誤っている記述はどれか。 解説図
鍼灸 第8回(2000) 問題46|脳幹について誤っている記述はどれか。
この問題の解説の修正を依頼する

解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。

この問題をアプリで理由で解く 生理学
App Store入手