学習トップ理由で解く 生理学第6章 ▸ C. 発汗とその調節 / Q0384

理由で解く 生理学

Q0384 体温

出典:あマ指 第19回(2011) 問題37
問題
脳の調節中枢について誤っている組合せはどれか。
選択肢
1 延髄 - 呼吸中枢
2 中脳 - 姿勢調節
3 視床下部 - 体温調節
4 小脳 - 発汗調節
解答
正解4(小脳 - 発汗調節)
解説
✗ 1.
延髄 - 呼吸中枢
✗ 正しい。延髄には呼吸中枢(吸息中枢・呼息中枢)が存在し、呼吸リズムを発生させる。
✗ 2.
中脳 - 姿勢調節
✗ 正しい。中脳には姿勢反射中枢(立ち直り反射など)が存在し、姿勢調節に関与する。
✗ 3.
視床下部 - 体温調節
✗ 正しい。視床下部には体温調節中枢(前視床下部・視索前野が中心)が存在する。
✓ 4. 誤り
小脳 - 発汗調節
発汗調節の中枢は小脳ではなく視床下部にある。小脳は運動の協調・平衡感覚の調整・姿勢保持に関与する器官であり、発汗とは無関係である。温熱性発汗は視床下部の体温調節中枢の制御下で、交感神経コリン作動性線維を介して汗腺(エクリン腺)を刺激することにより調節される。精神性発汗は大脳皮質が統御する。
ポイント
  • 発汗調節中枢は視床下部にあり、小脳は運動協調・平衡感覚の中枢である。
  • 覚え方のコツ: 視床下部の「し」=「視・汗(しかん)=発汗」、小脳の「小」=「小さな動きの調整=運動協調」と連想する。
  • 関連知識: 視床下部は体温調節・摂食・飲水・自律神経の最高中枢など多くの機能を担う(問題368参照)。
  • よくある間違い: 汗腺の神経支配は交感神経であるが、神経伝達物質はアセチルコリン(コリン作動性)である点に注意。
解説画像
あマ指 第19回(2011) 問題37|脳の調節中枢について誤っている組合せはどれか。 解説図
あマ指 第19回(2011) 問題37|脳の調節中枢について誤っている組合せはどれか。
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