学習トップ理由で解く 生理学第4章 ▸ C. 消化液 / Q0293

理由で解く 生理学

Q0293 消化と吸収

出典:あマ指 第8回(2000) 問題44
問題
胃液の特徴で誤っている記述はどれか。
選択肢
1 無色透明である。
2 塩酸を含む。
3 ムチンを含む。
4 pHは6 である。
解答
正解4(pHは6 である。)
解説
✗ 1.
無色透明である。
✗ 正しい。胃液は一般に無色透明。正常な胃液は無色透明である。
✗ 2.
塩酸を含む。
✗ 正しい。胃液には壁細胞から分泌される塩酸(HCl)が含まれる。胃液の主成分として塩酸。
✗ 3.
ムチンを含む。
✗ 正しい。胃液には粘液細胞(副細胞)から分泌されるムチン(粘液)が含まれる。ムチンは胃の内面を覆い、胃粘膜がHClによって傷害されるのを防ぐ。
✓ 4. 誤り
pHは6 である。
胃液のpHは1〜2の強酸性であり、pH6は誤りである。胃液のpHは1〜2で、強い酸性である。この強酸性は壁細胞から分泌されるHClによるものであり、ペプシノゲンの活性化、殺菌作用、十二指腸でのセクレチン分泌促進に重要な役割を果たす。pH6は中性に近い弱酸性であり、胃液の正常値とは大きく異なる。
ポイント
  • 胃液のpHは1〜2の強酸性であり、1日に1〜3L分泌される無色透明の液体である。
  • 覚え方のコツ: 「胃液のpHは"い"ち〜"に"(1〜2)」と語呂合わせで覚える。
  • 関連知識: 胃液のHClはペプシノゲンをペプシンに活性化し、Fe3+をFe2+に還元して鉄の吸収を助ける作用もある。
  • よくある間違い: 胃液(pH1〜2)と膵液(pH約8、弱アルカリ性)のpHを混同しないこと。pH6は唾液(pH6〜7)に近い値である。
解説画像
あマ指 第8回(2000) 問題44|胃液の特徴で誤っている記述はどれか。 解説図
あマ指 第8回(2000) 問題44|胃液の特徴で誤っている記述はどれか。
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