学習トップ理由で解く 生理学第3章 ▸ B. 換気とガス交換 / Q0241

理由で解く 生理学

Q0241 呼吸

出典:あマ指 第11回(2003) 問題45
問題
酸素分圧が最も高いのはどれか。
選択肢
1 肺胞内気
2 肺動脈血
3 肺静脈血
4 組織液
解答
正解1(肺胞内気)
解説
✓ 1. 正しい
肺胞内気
肺胞内気の酸素分圧は約100mmHgで最も高い。→ 吸気が加湿・混合されて肺胞に達した時点でのO₂分圧であり、(760−47)×0.14≒100mmHgと算出される。→ ここから血液へO₂が拡散するため、血液側はこれより低くなる。
✗ 2. 誤り
肺動脈血
肺動脈血の酸素分圧は約40mmHgである。→ 肺動脈血は全身から戻ってきた静脈血であり、組織でO₂を消費した後の血液である。
✗ 3. 誤り
肺静脈血
肺静脈血の酸素分圧は約95mmHgで、肺胞内気よりやや低い。→ 肺でガス交換を終えた動脈血化した血液であるが、拡散の限界によりわずかに肺胞気より低い。
✗ 4. 誤り
組織液
組織液の酸素分圧は約30〜40mmHgで最も低い。→ 細胞が酸素を消費しているため、O₂分圧が最も低い環境である。
ポイント
  • 酸素分圧の順序は「肺胞内気(約100)> 肺静脈血(約95)> 肺動脈血(約40)≧ 組織液(約30〜40)」である。
  • 覚え方のコツ: O₂は「肺胞→血液→組織」へ分圧差で拡散するため、上流ほど高い。「肺胞が源流」と連想する。
  • 関連知識: CO₂分圧は逆方向で、組織(約46mmHg)> 静脈血(約46mmHg)> 肺胞気(約40mmHg)の順に高い。
  • よくある間違い: 肺静脈血は動脈血と同等のO₂分圧を持つが、肺胞内気の約100mmHgよりわずかに低い点に注意。
解説画像
あマ指 第11回(2003) 問題45|酸素分圧が最も高いのはどれか。 解説図
あマ指 第11回(2003) 問題45|酸素分圧が最も高いのはどれか。
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