学習トップ理由で解く 生理学第3章 ▸ B. 換気とガス交換 / Q0224

理由で解く 生理学

Q0224 呼吸

出典:鍼灸 第4回(1996) 問題37
問題
肺活量に含まれないのはどれか。
選択肢
1 1 回換気量
2 予備呼気量
3 予備吸気量
4 残気量
解答
正解2(予備呼気量)
解説
✗ 1. 誤り
1 回換気量
正しい(肺活量に含まれる)。1回換気量は安静時に1回の吸息あるいは呼息で出入りする空気量(約500mL)であり、肺活量の構成要素の一つである。
✓ 2. 正しい
予備呼気量
正しい(肺活量に含まれる)。予備呼気量は安静呼息の後にさらに吐き出せる呼気量(約1L)であり、肺活量に含まれる。→本問の正解は出題データに従い選択肢2となっているが、一般的な生理学では残気量(選択肢4)が肺活量に含まれない分画とされる。
✗ 3. 誤り
予備吸気量
正しい(肺活量に含まれる)。予備吸気量は安静吸息の上にさらに吸い込める最大の吸気量(約2〜3L)であり、肺活量の構成要素である。
✗ 4. 誤り
残気量
正しい(一般に肺活量に含まれない)。残気量は最大に吐き出した後に肺内に残る気体容量(約1〜1.5L)である。→定義では「肺活量 = 1回換気量 + 予備吸気量 + 予備呼気量」であり、残気量は肺活量に含まれない。→残気量を加えた値が全肺気量(肺活量 + 残気量)である。
ポイント
  • 肺活量 = 1回換気量 + 予備吸気量 + 予備呼気量であり、残気量は含まれない。
  • 覚え方のコツ: 「肺活量には"残り"がない」→残気量は肺活量に含まれず、全肺気量に含まれる。
  • 関連知識: 全肺気量 = 肺活量 + 残気量。機能的残気量 = 予備呼気量 + 残気量。%肺活量の正常値は80%以上、1秒率の正常値は70%以上。
  • よくある間違い: 肺活量と全肺気量を混同すること。全肺気量には残気量が含まれるが、肺活量には含まれない。
比較表
肺気量分画 略語 正常値(mL)
1回換気量 TV 約500
予備吸気量 IRV 約2,500
予備呼気量 ERV 約1,000
残気量 RV 約1,500
肺活量 VC 約4,000
全肺気量 TLC 約5,500
解説画像
鍼灸 第4回(1996) 問題37|肺活量に含まれないのはどれか。 解説図
鍼灸 第4回(1996) 問題37|肺活量に含まれないのはどれか。
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