学習トップ理由で解く 生理学第3章 ▸ B. 換気とガス交換 / Q0222

理由で解く 生理学

Q0222 呼吸

出典:あマ指 第3回(1995) 問題53
問題
健常成人の安静時の1回換気量は約何mlか。
選択肢
1 100ml
2 200ml
3 500ml
4 1,000ml
解答
正解3(500ml)
解説
✗ 1. 誤り
100ml
100mLは1回換気量としては少なすぎる。→死腔量(約150mL)にも満たず、有効な肺胞換気が成立しない値である。
✗ 2. 誤り
200ml
200mLは死腔量(約150mL)をわずかに超える程度であり、肺胞換気量はごくわずかしか確保できない。→安静呼吸の正常値としては不足である。
✓ 3. 正しい
500ml
健常成人の安静時における1回換気量は約500mLである。→このうち死腔量約150mLを差し引いた約350mLが実際にガス交換に関与する肺胞換気量となる。→呼吸数を16回/分とすると、分時換気量は500mL x 16 = 8,000mL(8L)となる。
✗ 4. 誤り
1,000ml
1,000mLは安静時の1回換気量の約2倍にあたり、深呼吸時に近い値である。→安静時の正常値としては大きすぎる。
ポイント
  • 1回換気量は約500mL、死腔量は約150mL、肺胞換気量は約350mLの3つの数値をセットで覚える。
  • 覚え方のコツ: 「500(1回換気量)- 150(死腔量)= 350(肺胞換気量)」と引き算で記憶する。
  • 関連知識: 分時肺胞換気量 =(1回換気量 - 死腔量)x 呼吸数/分。浅く速い呼吸より深く遅い呼吸の方がガス交換効率は高い。
  • よくある間違い: 1回換気量と肺胞換気量を混同すること。死腔量を引く前の値が1回換気量であることを確認する。
解説画像
あマ指 第3回(1995) 問題53|健常成人の安静時の1回換気量は約何mlか。 解説図
あマ指 第3回(1995) 問題53|健常成人の安静時の1回換気量は約何mlか。
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