学習トップ理由で解く 生理学第2章 ▸ G. 血液循環 / Q0194

理由で解く 生理学

Q0194 循環

出典:鍼灸 第24回(2016) 問題31
問題
減少すると血圧が上昇するのはどれか。
選択肢
1 血管断面積
2 血中カテコールアミン
3 血液の粘性
4 循環血液量
解答
正解1(血管断面積)
解説
✓ 1. 正しい
血管断面積
血管断面積が減少すると末梢血管抵抗が増大し血圧が上昇する。→ 血圧=心拍出量×総末梢抵抗の関係から、血管の断面積が縮小すると血流への抵抗が増し血圧は上昇する。→ 血管収縮による断面積の縮小は、血圧上昇因子。
✗ 2. 誤り
血中カテコールアミン
血中カテコールアミンの減少は交感神経活動低下と同様の効果をもたらす。→ 血管拡張・心拍数低下・心収縮力低下により血圧は低下する。
✗ 3. 誤り
血液の粘性
血液粘性の減少は末梢血管抵抗を低下させる。→ 血圧は低下する。
✗ 4. 誤り
循環血液量
循環血液量の減少は心臓への静脈還流量を低下させる。→ 心拍出量が減少し血圧は低下する。
ポイント
  • 「減少→血圧上昇」の関係にあるのは血管断面積のみ。他の3つ(カテコールアミン・粘性・血液量)は「増加→血圧上昇」の関係である。
  • 覚え方のコツ: 「増えると上がるもの」と「減ると上がるもの」を対比して整理する。血管断面積だけが"反比例"の関係にある。
  • 関連知識: 血圧上昇因子として、血液量の増大・血管断面積の縮小・血管壁弾性の低下・1回拍出量の増加・血液粘性の上昇が挙げられる。
  • よくある間違い: 「減少すると上昇する」という問題文を読み飛ばし、「増加すると上昇する」因子を選んでしまうミスが多い。問題文の「減少すると」に注目する。
解説画像
鍼灸 第24回(2016) 問題31|減少すると血圧が上昇するのはどれか。 解説図
鍼灸 第24回(2016) 問題31|減少すると血圧が上昇するのはどれか。
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