
この図の解説
赤血球の形態と数値データをまとめた図です。上部の電子顕微鏡像に、直径7〜8μm・厚さ1〜2μmという寸法が矢印で示され、両面の中央がくぼんだ円盤状(両凹円盤)の形がよくわかります。下の箇条書きには、数は血液1μl中に男子で500万個・女子で450万個、無核の細胞であること(赤芽球より脱核して作られる)、酸素運搬を行うヘモグロビンを含むこと、古い赤血球は脾臓で破壊されヘモグロビンがビリルビンになることが整理されています。
学習の要点
- 覚え方: 赤血球は『無核・両凹円盤・ヘモグロビンで酸素運搬』の3点。核がないぶんヘモグロビンを多く詰め込める。
- 数値: 直径約7〜8μm、厚さ約1〜2μm。数は血液1μl中に男子500万個・女子450万個(男性の方がやや多い)。
- 関連知識: 赤血球は赤芽球が脱核して作られる無核細胞。血液全体では20兆個以上にもなる。
- 臨床応用: 古い赤血球は脾臓で破壊され、ヘモグロビンはビリルビンとなる。ビリルビンの増加は黄疸の原因。
- よくある間違い: 赤血球は無核なので分裂できず、寿命(約120日)を終えると新しく作り直される。
比較表
確認問題(その場で確認・記録には残りません)
赤血球の3つの特徴は。
答えを見る
答え: 無核・両凹円盤・ヘモグロビンで酸素運搬。核がないぶんヘモグロビンを多く詰め込める。
男女それぞれの赤血球数(血液1μl中)は。
答えを見る
答え: 男子約500万個・女子約450万個(男性の方がやや多い)。
古い赤血球はどこで壊され、ヘモグロビンは何になるか。臨床的意義は。
答えを見る
答え: 脾臓で破壊され、ヘモグロビンはビリルビンになる。ビリルビンの増加は黄疸の原因。
※ 確認問題はその場の理解確認用で、復習スケジュール(FSRS)には記録されません。