学習トップ理由で解く 生理学第1章 ▸ D. 体液の組成と働き / Q0048

理由で解く 生理学

Q0048 生理学の基礎

出典:あマ指 第21回(2013) 問題35
問題
細胞外液中の陽イオンで最も多いのはどれか。
選択肢
1 カリウムイオン
2 ナトリウムイオン
3 マグネシウムイオン
4 カルシウムイオン
解答
正解2(ナトリウムイオン)
解説
✗ 1. 誤り
カリウムイオン
カリウムイオン(K⁺)は細胞内液の主要陽イオンであり、細胞外液では少量しか存在しない。
✓ 2. 正しい
ナトリウムイオン
細胞外液中の陽イオンで最も多いのはナトリウムイオン(Na⁺)で、陽イオンの約90%を占める。→細胞外液の浸透圧維持に最も重要な役割を果たす。→一方、細胞内液ではK⁺が主要陽イオンである。→Na⁺-K⁺ ATPase(ナトリウムポンプ)により細胞内外のイオン濃度差が維持されている。
✗ 3. 誤り
マグネシウムイオン
マグネシウムイオン(Mg²⁺)は細胞外液中に微量しか存在せず、最多ではない。
✗ 4. 誤り
カルシウムイオン
カルシウムイオン(Ca²⁺)は細胞外液中に少量存在するが、Na⁺と比べれば遥かに少ない。
ポイント
  • 細胞外液の陽イオンはNa⁺が約90%を占め、陰イオンはCl⁻が大部分を占める。
  • 覚え方のコツ: 「外はNa⁺とCl⁻(食塩水のイメージ)」「内はK⁺とタンパク質・リン酸」と対比して覚える。
  • 関連知識: 体液は太古の海水のように多数のイオンが溶けており、Na⁺-K⁺ポンプがこの分布を維持している。
比較表
体液区分 体重比 主要陽イオン 主要陰イオン
細胞内液 約40% K⁺ HPO₄²⁻、タンパク質
細胞外液(間質液) 約15% Na⁺ Cl⁻
細胞外液(血漿) 約5% Na⁺ Cl⁻、HCO₃⁻
解説画像
あマ指 第21回(2013) 問題35|細胞外液中の陽イオンで最も多いのはどれか。 解説図
あマ指 第21回(2013) 問題35|細胞外液中の陽イオンで最も多いのはどれか。
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