学習トップ理由で解く 生理学第1章 ▸ B. 細胞の構造と機能 / Q0027

理由で解く 生理学

Q0027 生理学の基礎

出典:あマ指 第11回(2003) 問題41
問題
核酸について正しいのはどれか。
選択肢
1 DNAにはアミノ酸が含まれる。
2 DNAは3種類の塩基で構成される。
3 RNAは蛋白質合成に必要である。
4 RNAは凝集して染色体を形成する。
解答
正解3(RNAは蛋白質合成に必要である。)
解説
✗ 1. 誤り
DNAにはアミノ酸が含まれる。
DNAはヌクレオチド(塩基・デオキシリボース・リン酸)から構成されており、アミノ酸は含まれない。アミノ酸はタンパク質の構成成分である。
✗ 2. 誤り
DNAは3種類の塩基で構成される。
DNAの塩基はアデニン(A)・グアニン(G)・チミン(T)・シトシン(C)の4種類であり、3種類ではない。
✓ 3. 正しい
RNAは蛋白質合成に必要である。
RNAはタンパク質合成に必要である。RNAは細胞特有のタンパク質合成に重要な役割を持つ。mRNA(伝令RNA)はDNAの遺伝情報を転写してリボソームに伝え、tRNA(運搬RNA)は必要なアミノ酸をリボソーム上へ運び、rRNA(リボソームRNA)はリボソームの構成成分として翻訳に関与する。
✗ 4. 誤り
RNAは凝集して染色体を形成する。
凝集して染色体を形成するのはDNAである。DNAは細胞分裂の際に凝集して染色体を形成する。RNAは染色体を形成しない。
ポイント
  • RNA(mRNA・tRNA・rRNA)はすべてタンパク質合成に関与する核酸である
  • 覚え方のコツ: 「m(メッセンジャー)=伝える、t(トランスファー)=運ぶ、r(リボソーム)=合成の場」と頭文字の意味で役割を記憶する
  • 関連知識: タンパク質合成の流れは「DNA→(転写)→mRNA→(翻訳)→タンパク質」であり、セントラルドグマと呼ばれる
  • よくある間違い: 「染色体を形成するのはRNA」と誤認しやすい。染色体はDNAがタンパク質(ヒストン)に巻きついて凝縮したものである
解説画像
あマ指 第11回(2003) 問題41|核酸について正しいのはどれか。 解説図
あマ指 第11回(2003) 問題41|核酸について正しいのはどれか。
この問題の解説の修正を依頼する

解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。

この問題をアプリで理由で解く 生理学
App Store入手