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理由で解く 生理学

Q0017 生理学の基礎

出典:鍼灸 第7回(1999) 問題35
問題
蛋白質合成にかかわる細胞小器官はどれか。
選択肢
1 中心体
2 リボソーム
3 ゴルジ装置
4 ミトコンドリア
解答
正解2(リボソーム)
解説
✗ 1. 誤り
中心体
中心体は1対の円筒状小体からなり、細胞分裂に際して紡錘体を形成する役割を担う。
✓ 2. 正しい
リボソーム
粗面小胞体のリボソームはタンパク質合成の場である。mRNAがリボソームと結合し、tRNAがアミノ酸を運んで、遺伝情報通りのアミノ酸配列のタンパク質が合成(翻訳)される。リボソームはrRNAとタンパク質から構成されており、粗面小胞体に付着したものと細胞質中に遊離したものがある。
✗ 3. 誤り
ゴルジ装置
ゴルジ装置はリボソームで合成されたタンパク質を受け取って濃縮・分泌する働きを持つが、合成自体は行わない。
✗ 4. 誤り
ミトコンドリア
ミトコンドリアはATP(エネルギー)を産生する細胞小器官であり、タンパク質合成の場ではない。
ポイント
  • タンパク質合成の流れは「DNA→mRNA(転写)→リボソームでタンパク質合成(翻訳)→ゴルジ装置で修飾・分泌」である
  • 覚え方のコツ: 「リボソーム=翻訳の場」「ゴルジ装置=仕上げ・出荷の場」と工程で覚える
  • 関連知識: リボソームがrRNAとタンパク質からなること。核小体がrRNAを合成する場であることも押さえておく
  • よくある間違い: ゴルジ装置もタンパク質に関わるが「修飾・濃縮・分泌」であり、「合成」はリボソームの役割である
比較表
過程 場所 内容
転写 核内 DNAの塩基配列をmRNAに写し取る
翻訳 リボソーム(粗面小胞体上) mRNAの情報に基づきタンパク質を合成
修飾・分泌 ゴルジ装置 タンパク質を濃縮し細胞外に分泌
解説画像
鍼灸 第7回(1999) 問題35|蛋白質合成にかかわる細胞小器官はどれか。 解説図
鍼灸 第7回(1999) 問題35|蛋白質合成にかかわる細胞小器官はどれか。
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