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理由で解く 作業療法士
手の舟状骨は栄養血管が遠位から近位へ逆行性に走行するため、腰部〜近位骨折で近位骨片が阻血に陥りやすく、偽関節・骨壊死を生じやすい。
偽関節は骨折部が骨癒合せず異常可動性が残る状態で、血行不良・不安定固定・骨欠損などが原因となる。手の舟状骨は関節軟骨に覆われる範囲が広く栄養血管の進入部が限られ、血流が遠位から近位へ逆行性に供給されるため、腰部(waist)や近位1/3の骨折では近位骨片への血流が途絶し阻血性壊死・偽関節を来しやすい。加えて初期には単純X線で見逃されやすく、治療遅延も偽関節の一因となる。鎖骨・橈骨遠位部・中手骨・上腕骨骨幹部は血行が比較的豊富で骨癒合しやすく、偽関節の頻度は低い。臨床的にはスナッフボックスの圧痛から本骨折を疑う。
| 部位 | 理由 |
|---|---|
| 手の舟状骨(近位) | 逆行性血行で近位骨片が阻血 |
| 大腿骨頸部(内側) | 逆行性血行で骨頭壊死 |
| 距骨 | 血行に乏しく壊死しやすい |
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