学習トップ / 理由で解く 作業療法士 / 第4章 ▸ 一般 / QO61P080
理由で解く 作業療法士
自分は重い病気で助からないと確信するのは心気妄想。うつ病の三大妄想(心気・貧困・罪業)の一つで、微小妄想に分類される。
うつ病では抑うつ気分に一致した否定的・微小的な内容の妄想(微小妄想)が生じやすく、代表的なものが心気妄想・貧困妄想・罪業妄想の三大妄想である。『不治の病にかかっていて助からない』と、医学的根拠なく重篤な身体疾患を確信し訂正が効かない訴えは心気妄想にあたり、選択肢3が正しい。血統妄想(高貴な家系の出自と確信)や誇大妄想(自分の能力・地位を過大に確信)は気分の高揚に一致した誇大的内容で、躁状態などでみられる。迫害妄想(危害を加えられる)や被毒妄想(毒を盛られる)は統合失調症などでみられる被害的内容の妄想で、うつ病の抑うつ気分とは方向性が異なる。妄想内容が気分(抑うつ/高揚)と一致するかどうかが鑑別の手がかりとなる。
| 妄想 | 内容 | 主な背景 |
|---|---|---|
| 心気妄想 | 重い病気で助からない | うつ病(微小妄想) |
| 貧困妄想 | 財産を失い生活できない | うつ病(微小妄想) |
| 罪業妄想 | 取り返しのつかない罪を犯した | うつ病(微小妄想) |
| 誇大妄想 | 能力・地位を過大に確信 | 躁状態など |
| 被害・被毒妄想 | 危害・毒を加えられる | 統合失調症など |
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