学習トップ / 理由で解く 作業療法士 / 第3章 ▸ 一般 / QO61P070
理由で解く 作業療法士
前鋸筋と僧帽筋上部線維は共同(フォースカップル)で肩甲骨を上方回旋させ、腕の挙上を可能にする。
上肢を挙上する際、肩甲骨は上方回旋(関節窩が上を向く方向へ回旋)する必要がある。この上方回旋は、僧帽筋上部線維(肩甲骨上角を引き上げる)・僧帽筋下部線維・前鋸筋(下部線維で肩甲骨下角を外方へ引く)が協調して働くフォースカップルで生じる。したがって前鋸筋と僧帽筋上部線維に共通する作用は上方回旋である。両者の他の作用は一致せず、前鋸筋は外転(前方突出)・肩甲骨の胸郭固定を、僧帽筋上部は挙上を主とする。
| 筋 | 肩甲骨への作用 |
|---|---|
| 僧帽筋上部線維 | 挙上+上方回旋 |
| 僧帽筋下部線維 | 下制+上方回旋 |
| 前鋸筋(下部) | 外転+上方回旋 |
解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。