学習トップ / 理由で解く 作業療法士 / 第11章 ▸ 実地 / QO61A011
理由で解く 作業療法士
40年の喫煙歴+労作時息切れに加え、%VC正常・FEV1.0%(FEV1/FVC)55%という閉塞性換気障害パターンからCOPDと判断する。
スパイロメトリーの分類では、%VC(予測肺活量比)80%以上かつFEV1.0%(1秒率)70%未満が『閉塞性換気障害』であり、COPDや気管支喘息が該当する。本例は%VC 82%で正常、FEV1.0% 55%と低下しており典型的な閉塞性パターンを示す。加えて40年の喫煙歴と労作時呼吸困難(mMRC Grade 2)という危険因子・症状が揃うため、最も可能性が高いのはCOPDである。拘束性換気障害(%VC<80%)を呈する疾患は本例のパターンと合致しない。
| 型 | %VC | 1秒率(FEV1.0%) | 代表疾患 |
|---|---|---|---|
| 閉塞性 | ≥80%(正常) | <70%(低下) | COPD・気管支喘息 |
| 拘束性 | <80%(低下) | ≥70%(正常) | 肺線維症・肺結核後遺症・神経筋疾患 |
| 混合性 | <80% | <70% | 進行例など |
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