学習トップ / 理由で解く 作業療法士 / 第6章 ▸ 一般 / QO59P079
理由で解く 作業療法士
不快な願望や思考を気付きから締め出すのが抑圧と抑制で、無意識に行うのが抑圧、意識的に行うのが抑制である。
防衛機制のうち、受け入れがたい願望・思考・記憶を意識の場から追い出してしまう働きをもつのが抑圧と抑制である。抑圧は本人が気付かないうちに、無意識のうちに意識から締め出す最も基本的な機制で、「思い出せない」という形で現れる。抑制は同じく気付きから遠ざけるが、「今はこのことを考えないでおこう」と意図的・意識的に行う点が抑圧と異なり、成熟した機制に分類される。どちらも願望や思考を気付きから排除する機制なので、本問ではこの2つが該当する。昇華は、そのままでは受け入れられない衝動を、スポーツや芸術など社会的に価値のある活動へ向け替える成熟した機制で、締め出すわけではない。統制は、不安を鎮めるために周囲の出来事や人を過度に管理・支配しようとする機制である。歪曲は、外界の現実を自分の欲求に合うようにつくり変えてしまう未熟な機制で、いずれも意識から排除する働きではない。
| 機制 | 内容 |
|---|---|
| 抑圧 | 無意識的に願望・記憶を意識から排除 |
| 抑制 | 意識的に不快な思考を遠ざける |
| 昇華 | 衝動を社会的に価値ある活動へ転換 |
| 歪曲 | 現実を自分に都合よく作り変える |
| 統制 | 環境・対象を過度に管理しようとする |
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