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理由で解く 作業療法士
せん妄は身体的要因により急性発症する意識障害で、注意障害と日内変動(夜間増悪)が特徴。脳波では基礎律動の徐波化を認める。
せん妄は感染・電解質異常・薬剤・術後などの身体的原因で急性に生じる意識混濁を伴う注意障害である。発症は急激で経過は動揺性、夕方から夜間に悪化する日内変動を示す。活動性は低下する低活動型と亢進する過活動型があり一様ではない。意識レベルの低下を反映して脳波では正常なα波(後頭部優位律動)が失われ、θ〜δ波中心の全般性徐波化を呈するため、これが客観的所見として正しい。認知症(緩徐発症・意識清明・脳波は比較的保たれる)との鑑別点として重要である。
| 項目 | せん妄 | 認知症 |
|---|---|---|
| 発症 | 急性 | 緩徐 |
| 意識 | 混濁(変動) | 清明 |
| 注意 | 障害 | 比較的保たれる(初期) |
| 経過 | 動揺性・日内変動 | 慢性進行性 |
| 脳波 | 徐波化 | 正常〜軽度変化 |
| 可逆性 | 原因除去で可逆的 | 多くは不可逆 |
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