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理由で解く 作業療法士
体をゆっくり下降させる=肩関節が屈曲(挙上)方向へ動く運動を、重力に抗して制御する。この局面で伸ばされながら張力を出す(遠心性収縮する)のは肩関節伸展筋の広背筋である。
懸垂位から体を下降させると、体幹に対して上肢が相対的に頭側へ移動し、肩関節は屈曲(挙上)方向へ運動する。重力によって落下する体をゆっくり制御するには、その運動に拮抗する肩関節伸展・内転筋が、筋長が伸びながら張力を発揮する遠心性収縮を行う必要がある。広背筋は肩関節の伸展・内転・内旋筋であり、下降を制御するブレーキとして遠心性に働く。逆に体を引き上げる(挙上)局面ではこれらの伸展筋が求心性に短縮する。屈曲筋(三角筋前部・大胸筋鎖骨部・烏口腕筋)はこの下降局面では主動作筋にならない。
| 運動 | 主動作筋 |
|---|---|
| 伸展・内転 | 広背筋・大円筋 |
| 屈曲 | 三角筋前部・大胸筋鎖骨部・烏口腕筋 |
| 外転初動 | 棘上筋 |
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