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理由で解く 作業療法士

QO58A041 作業療法評価学

出典:第58回作業療法士国家試験(2023)午前 問41
問題
11種類の筆記検査と4種類の器具検査から9つの適正能を測定し、適職を吟味することができる職業評価はどれか。
選択肢
1 GATB
2 MODAPTS
3 マイクロタワー法
4 ワークサンプル幕張版
5 内田クレペリン精神検査
解答
正解1(GATB)
解説

GATB(厚生労働省編一般職業適性検査)は11の紙筆検査と4の器具検査で9つの適性能を測定し、適職の吟味に用いる。

GATB(General Aptitude Test Battery:厚生労働省編一般職業適性検査)は、11種の紙筆検査と4種の器具検査を通じて、知的能力・言語能力・数理能力・書記的知覚・空間判断力・形態知覚・運動共応・指先の器用さ・手腕の器用さという9つの適性能を測定する職業適性検査である。測定結果を各職業の適性能基準(OAP)と照合して適職を吟味できる点が問題文の記述と一致する。9つの適性能という数字と筆記・器具検査の組合せがGATBを特定する決め手となる。

✓ 1. 正しい
GATB
11の紙筆検査と4の器具検査で9つの適性能を測定し適職を吟味する
✗ 2. 誤り
MODAPTS
既定時間標準法で作業を要素動作に分解し所要時間を算定する作業測定法であり、個人の適性能は測らない
✗ 3. 誤り
マイクロタワー法
13種の実際的なワークサンプルで作業能力を評価する方式で、9適性能を測る検査ではない
✗ 4. 誤り
ワークサンプル幕張版
ワークサンプル幕張版(MWS):障害者の職業能力・作業遂行を模擬課題で評価する国内開発ツールでGATBとは別体系
✗ 5. 誤り
内田クレペリン精神検査
連続加算作業から作業曲線を分析し性格・行動特徴を把握する検査で、適性能測定ではない
ポイント
  • GATB=紙筆11+器具4、9つの適性能
  • 測定値をOAPと照合して適職を吟味
比較表
主な職業関連評価
評価法内容
GATB9適性能を測定し適職を吟味
MODAPTS動作分析による時間測定法
マイクロタワー法ワークサンプルで作業能力評価
ワークサンプル幕張版障害者の職業能力評価ツール
内田クレペリン検査作業曲線で性格・行動を評価
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