学習トップ理由で解く 作業療法士第4章 ▸ 一般 / QO57P091

理由で解く 作業療法士

QO57P091 臨床医学大要

出典:第57回作業療法士国家試験(2022)午後 問91
問題
原発性自然気胸について正しいのはどれか。
選択肢
1 男性に多い。
2 肥満者に多い。
3 再発は稀である。
4 低身長者に多い。
5 60歳以上に多い。
解答
正解1(男性に多い。)
解説

原発性自然気胸は、やせ型・高身長の若年男性に好発し、再発しやすいのが特徴。

原発性自然気胸は基礎肺疾患のない人に生じ、肺尖部のブラ(気腫性嚢胞)の破裂が原因となる。10〜30歳代の、やせ型で高身長の男性に圧倒的に多い。急速に成長する時期に胸郭の縦径が伸び、肺尖部が伸展・虚血にさらされてブラが形成されやすいと考えられる。喫煙が発症・再発の危険因子で、初回後の再発率は高い(保存治療後で30〜50%程度)。理学療法・臨床の場では、突然の胸痛・呼吸困難で発症するため、リハ中の急変鑑別として重要である。

✓ 1. 正しい
男性に多い。
若年やせ型・高身長の男性に好発する
✗ 2. 誤り
肥満者に多い。
肥満ではなく、むしろやせ型に多い
✗ 3. 誤り
再発は稀である。
再発率は高く、繰り返しやすい
✗ 4. 誤り
低身長者に多い。
低身長ではなく高身長者に多い
✗ 5. 誤り
60歳以上に多い。
若年者に好発。高齢での気胸は続発性(COPD等)が主体
ポイント
  • 原発性自然気胸=やせ型・高身長の若年男性
  • 肺尖部ブラ破裂が原因、喫煙が危険因子
  • 再発率が高い
比較表
自然気胸の分類
分類背景好発
原発性基礎疾患なし(肺尖部ブラ)若年やせ型・高身長男性
続発性COPD・肺線維症など基礎肺疾患あり高齢者・喫煙者
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