学習トップ理由で解く 作業療法士第2章 ▸ 一般 / QO56P061

理由で解く 作業療法士

QO56P061 生理学

出典:第56回作業療法士国家試験(2021)午後 問61
問題
三叉神経が関与するのはどれか。
選択肢
1 咽頭反射
2 角膜反射
3 咳反射
4 前庭眼反射
5 対光反射
解答
正解2(角膜反射)
解説

角膜反射は求心路が三叉神経(第1枝:眼神経)、遠心路が顔面神経。三叉神経が関与する唯一の反射。

反射弓の求心路(感覚を伝える神経)と遠心路(運動を起こす神経)がどの脳神経かを整理すると答えが導ける。角膜反射は角膜への刺激を三叉神経第1枝(眼神経)が中脳・橋へ伝え、顔面神経を介して眼輪筋を収縮させ閉瞼する。したがって求心路として三叉神経が関与する。他の反射はいずれも三叉神経を含まない。

✗ 1. 誤り
咽頭反射
求心路・遠心路とも舌咽神経・迷走神経
✓ 2. 正しい
角膜反射
求心路が三叉神経(眼神経)、遠心路が顔面神経
✗ 3. 誤り
咳反射
迷走神経が求心・遠心を担う
✗ 4. 誤り
前庭眼反射
内耳神経(前庭神経)と動眼・外転神経による眼球運動
✗ 5. 誤り
対光反射
求心路が視神経、遠心路が動眼神経(副交感)
ポイント
  • 角膜反射=求心路:三叉神経V1/遠心路:顔面神経
  • 反射は求心路と遠心路の神経で判別する
比較表
主な反射と関与する脳神経
反射求心路遠心路
角膜反射三叉神経(V1)顔面神経
咽頭反射舌咽神経迷走神経
対光反射視神経動眼神経
前庭眼反射前庭神経動眼・外転神経
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