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理由で解く 作業療法士

QO56P036 作業療法評価学

出典:第56回作業療法士国家試験(2021)午後 問36
問題
評価とその内容の組合せで正しいのはどれか。
選択肢
1 COPM ― 作業の運動技能
2 SF-36 ― 介護負担
3 意志質問紙 ― 生活満足度
4 GBSスケール ― 認知症の症状
5 興味チェックリスト ― 作業の遂行度
解答
正解4(GBSスケール ― 認知症の症状)
解説

GBS(Gottfries-Bråne-Steen)スケールは認知症の症状(運動・知的・感情機能等)を評価する。各評価法が測る領域を正しく対応させる。

各評価法が何を測定するかを正確に把握しているかが問われる。GBSスケールは認知症患者の運動機能・知的機能・感情機能・その他の症状を総合的に評価する尺度で、認知症の症状評価という組合せが正しい。他は、COPMは作業遂行の遂行度・満足度(自己評価)、SF-36は健康関連QOL、意志質問紙は意志(動機づけ)、興味チェックリストは興味・関心を評価するもので、示された内容と対応しない。

✗ 1. 誤り
COPM ― 作業の運動技能
COPMは対象者が挙げた作業の遂行度・満足度を自己評価する。運動技能の観察評価はAMPS
✗ 2. 誤り
SF-36 ― 介護負担
SF-36は健康関連QOLの評価尺度。介護負担はZarit介護負担尺度で測る
✗ 3. 誤り
意志質問紙 ― 生活満足度
意志質問紙(VQ)は活動への意志・動機づけを観察評価する。生活満足度ではない
✓ 4. 正しい
GBSスケール ― 認知症の症状
GBSスケールは認知症の運動・知的・感情機能等の症状を評価する
✗ 5. 誤り
興味チェックリスト ― 作業の遂行度
興味チェックリストは興味・関心の程度を把握する。遂行度はCOPM等で評価
ポイント
  • GBSスケール=認知症の症状評価
  • COPM=遂行度・満足度/SF-36=QOL/意志質問紙=意志/興味チェックリスト=興味
比較表
各評価法が測定する領域
評価法測定内容
COPM作業の遂行度・満足度(自己評価)
SF-36健康関連QOL
意志質問紙(VQ)活動への意志・動機づけ
GBSスケール認知症の症状(運動・知的・感情等)
興味チェックリスト興味・関心
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