学習トップ / 理由で解く 作業療法士 / 第12章 ▸ 実地 / QO56P002
理由で解く 作業療法士
COPDの入浴指導は『息こらえと上肢挙上を減らす』『動作をゆっくり』『胸郭を圧迫しない半身浴』が原則。両手挙上での洗髪は呼吸筋を制限するため片手ずつ行う。
COPD患者では上肢の挙上位保持や息こらえ(バルサルバ)が呼吸補助筋の働きを妨げ、また息止めを誘発して低酸素・呼吸困難を招く。両手を挙げての洗髪は胸郭運動を制限し呼吸困難を増強するため、片手ずつ行い呼吸を止めないよう指導する。動作は呼気に合わせてゆっくり行い、肩まで浸かる全身浴は水圧が胸郭・腹部を圧迫して呼吸を妨げるため避ける。入浴は労作であり酸素需要が増すため、カニューレは装着したまま行う。したがって『洗髪を片手で行う』が正しい。
| 項目 | 推奨 |
|---|---|
| 洗髪 | 片手ずつ・前かがみを避ける |
| 湯量 | 半身浴(みぞおち程度) |
| 動作速度 | ゆっくり・呼気に合わせる |
| 酸素 | カニューレ装着のまま(労作時流量) |
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