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理由で解く 作業療法士
足の作用は「背屈=下腿前面の伸筋群」「底屈=下腿三頭筋・腓骨筋群」「内がえし=後脛骨筋・前脛骨筋」「外がえし=腓骨筋群」で整理する。
足部の運動は矢状面(背屈・底屈)と前額面(内がえし・外がえし)に分けて考える。下腿前面の伸筋区画を通って足背へ向かう前脛骨筋・長指伸筋・足の長母指伸筋・第三腓骨筋は足関節を背屈させ、下腿三頭筋・後脛骨筋・長指屈筋・長短腓骨筋は底屈に働く。前額面では距骨下関節の軸より内側を通る後脛骨筋・前脛骨筋が内がえし、外側を通る長腓骨筋・短腓骨筋・第三腓骨筋が外がえしに働く。足の長母指伸筋は伸筋区画にあり、母指(母趾)を伸展させると同時に足関節を背屈させるので、選択肢1の組合せは正しい。後脛骨筋は内果の後方を回って舟状骨などに停止する内がえしの主動作筋であり、選択肢2も正しい。一方、前脛骨筋は背屈+内がえし、第三腓骨筋は背屈+外がえし、長腓骨筋は底屈+外がえしであり、3・4・5はいずれも作用が食い違う。よって正答は1と2である。
| 筋 | 矢状面 | 前額面 |
|---|---|---|
| 前脛骨筋 | 背屈 | 内がえし |
| 長母趾伸筋 | 背屈 | 内がえし(弱) |
| 第三腓骨筋 | 背屈 | 外がえし |
| 後脛骨筋 | 底屈 | 内がえし |
| 長腓骨筋 | 底屈 | 外がえし |
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