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理由で解く 作業療法士
抑止テスト(break test)は検査肢位を保持させ、その保持を破る抵抗を加えて判定する。徐々に抵抗を強めていくのはメイクテストの手技。筋収縮が全くなければ段階0である。
Danielsらの徒手筋力テスト(MMT)で段階3以上の判定に用いる抑止テスト(break test)は、被検筋を検査肢位に保持させ、その保持を破る強さの抵抗を加えて、抗しきれず肢位が崩れる(break)点をとらえて筋力を判定する。抵抗を数秒かけて徐々に強めつつ被検者を打ち負かさないのはメイクテストの手技で、両者はこの点で分かれる。したがって選択肢4は抑止テストの説明としては誤りである。MMTは原則として抗重力位や重力除去位など標準化された肢位で行い、最大伸張位では行わない。共同筋を含む運動全体の力を評価するもので個々の筋を分離評価するものではなく、可動域制限があっても得られる範囲で評価は可能である。触知・視認できる収縮すら全くない場合は段階0(ゼロ)であり、段階1は触知できる収縮のみで関節運動がない状態を指す。
| 段階 | 判定内容 |
|---|---|
| 0(Zero) | 筋収縮が全く認められない |
| 1(Trace) | 触知できる筋収縮はあるが関節運動なし |
| 2(Poor) | 重力を除けば全可動域を動かせる |
| 3(Fair) | 抗重力で全可動域を動かせる |
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