学習トップ / 理由で解く 作業療法士 / 第1章 ▸ 一般 / QO54P060
理由で解く 作業療法士
頸動脈洞反射は圧受容器反射。求心路は舌咽神経(Hering神経)、遠心路は迷走神経を介し、血圧上昇時に徐脈・血圧低下を起こす。
頸動脈洞には血圧を感知する圧受容器があり、血圧上昇で伸展が刺激されると、求心路である舌咽神経(Hering神経)を介して延髄の心血管中枢に情報が伝わる。反射として遠心路の迷走神経(副交感)が心臓に作用し、心拍数低下・心収縮力低下と、交感神経抑制による血管拡張を生じて血圧を下げる(負のフィードバック)。したがって遠心路が迷走神経を介するとする記述が正しい。血圧上昇や心拍数増加は反射の『結果』とは逆であり、求心路は舌下神経ではなく舌咽神経、また血中酸素濃度は化学受容器(頸動脈小体)が感知する別系である。
| 受容器 | 感知内容 | 求心神経 |
|---|---|---|
| 頸動脈洞(圧受容器) | 血圧(血管壁の伸展) | 舌咽神経 |
| 頸動脈小体(化学受容器) | 動脈血O2・CO2・pH | 舌咽神経 |
| 大動脈弓(圧受容器) | 血圧 | 迷走神経 |
解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。