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理由で解く 作業療法士

QO54P052 解剖学

出典:第54回作業療法士国家試験(2019)午後 問52
問題
視覚伝導路に含まれるのはどれか。
選択肢
1 下垂体
2 松果体
3 乳頭体
4 扁桃体
5 外側膝状体
解答
正解5(外側膝状体)
解説

視覚伝導路は 網膜→視神経→視交叉→視索→外側膝状体→視放線→後頭葉視覚野 と進む。中継核は外側膝状体。

視覚情報は網膜神経節細胞から視神経を通り、視交叉で鼻側網膜由来の線維が交叉し、視索となって視床の外側膝状体に至る。外側膝状体で二次ニューロンに中継され、視放線(Meyerループを含む)を経て後頭葉一次視覚野に投射する。したがって伝導路に含まれる灰白質は外側膝状体である。他の選択肢はいずれも視覚伝導路の中継核ではない。

✗ 1. 誤り
下垂体
内分泌器官で、視交叉の直下(トルコ鞍)に位置するが視覚伝導路そのものではない
✗ 2. 誤り
松果体
メラトニンを分泌し概日リズムに関与する内分泌器官
✗ 3. 誤り
乳頭体
Papez回路(記憶)に関与する間脳の核で、視覚伝導路ではない
✗ 4. 誤り
扁桃体
情動・恐怖の処理に関わる大脳辺縁系の核
✓ 5. 正しい
外側膝状体
視床にある視覚の中継核で、視索から視放線へ情報を中継する
ポイント
  • 視覚中継核=外側膝状体
  • 聴覚中継核=内側膝状体と区別する
  • 視交叉で鼻側網膜線維が交叉する
比較表
視床の主な感覚中継核
中継する感覚
外側膝状体視覚
内側膝状体聴覚
後外側腹側核(VPL)体性感覚(体幹・四肢)
後内側腹側核(VPM)体性感覚(顔面)・味覚
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