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理由で解く 作業療法士

QO54P037 地域作業療法学

出典:第54回作業療法士国家試験(2019)午後 問37
問題
介護保険を利用した福祉用具貸与の対象で正しいのはどれか。
選択肢
1 自動排泄処理装置の交換可能部分
2 据置型トイレ用手すり
3 入浴補助用具
4 簡易浴槽
5 腰掛便座
解答
正解2(据置型トイレ用手すり)
解説

手すり(工事を伴わない据置型)は福祉用具貸与の対象。直接肌に触れる・再利用しにくい排泄・入浴関連(腰掛便座、入浴補助用具、簡易浴槽、自動排泄処理装置の交換部分)は特定福祉用具販売の対象。

介護保険では、福祉用具は『貸与(レンタル)』と『特定福祉用具販売(購入)』に分かれる。貸与対象は車椅子・特殊寝台・床ずれ防止用具・体位変換器・手すり(工事不要のもの)・スロープ・歩行器・歩行補助杖・認知症老人徘徊感知機器・移動用リフト・自動排泄処理装置(本体)である。据置型トイレ用手すりは工事を伴わない手すりとして貸与対象となる。一方、入浴や排泄に用い直接肌に触れて再利用が難しいものは衛生上の理由から購入(特定福祉用具販売)の対象となる。

✗ 1. 誤り
自動排泄処理装置の交換可能部分
直接排泄物に触れる部分で購入(特定福祉用具販売)の対象。本体は貸与だが交換部分は購入
✓ 2. 正しい
据置型トイレ用手すり
工事を伴わない手すりで福祉用具貸与の対象
✗ 3. 誤り
入浴補助用具
入浴補助用具(シャワーチェア等):入浴に用い再利用しにくいため特定福祉用具販売の対象
✗ 4. 誤り
簡易浴槽
入浴用で衛生上、特定福祉用具販売の対象
✗ 5. 誤り
腰掛便座
腰掛便座(ポータブルトイレ等):排泄に用い直接触れるため特定福祉用具販売の対象
ポイント
  • 手すり(据置型・工事不要)=福祉用具貸与
  • 排泄・入浴に直接触れる用具=特定福祉用具販売(購入)
  • 腰掛便座・入浴補助用具・簡易浴槽・自動排泄処理装置の交換部分は購入対象
比較表
介護保険の福祉用具(貸与と購入)
区分主な品目
貸与(レンタル)車椅子・特殊寝台・手すり・スロープ・歩行器・歩行補助杖・移動用リフト
特定福祉用具販売(購入)腰掛便座・入浴補助用具・簡易浴槽・自動排泄処理装置の交換部分・移動用リフトのつり具
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