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理由で解く 作業療法士

QO54P031 作業療法評価学

出典:第54回作業療法士国家試験(2019)午後 問31
問題
小児の知能検査で用いられるのはどれか。2つ選べ。
選択肢
1 MAS
2 GMFM
3 WeeFIM
4 WISC-Ⅲ
5 K-ABC 心理・教育アセスメントバッテリー
解答
正解4(WISC-Ⅲ)、5(K-ABC 心理・教育アセスメントバッテリー)
解説

「知能」を測る検査を選ぶ。WISC-Ⅲは児童向けウェクスラー知能検査、K-ABCは認知・知能を測る心理教育アセスメント。他は痙縮・運動・ADLの評価。

知能検査は認知・知的能力を数値化する検査である。WISC-Ⅲは5〜16歳を対象とするWechsler式児童用知能検査で、言語性・動作性のIQを算出する代表的な知能検査。K-ABCは認知処理過程(継次処理・同時処理)と習得度を測る心理・教育アセスメントバッテリーで知能・認知の評価に用いる。一方、MASは痙縮、GMFMは脳性麻痺児の粗大運動、WeeFIMは小児のADLを評価するもので、いずれも知能検査ではない。

✗ 1. 誤り
MAS
MAS(Modified Ashworth Scale):筋緊張・痙縮の評価尺度で知能検査ではない
✗ 2. 誤り
GMFM
GMFM(粗大運動能力尺度):脳性麻痺児などの粗大運動機能を評価、知能検査ではない
✗ 3. 誤り
WeeFIM
WeeFIM(こどものためのFIM):小児のADL(セルフケア・移動・認知)自立度を評価、知能検査ではない
✓ 4. 正しい
WISC-Ⅲ
児童向けWechsler式知能検査で言語性・動作性IQを測定する代表的知能検査
✓ 5. 正しい
K-ABC 心理・教育アセスメントバッテリー
認知処理と習得度を測る心理・教育アセスメントバッテリーで知能・認知評価に用いる
ポイント
  • 知能検査=WISC・K-ABC
  • MAS=痙縮、GMFM=粗大運動、WeeFIM=小児ADL
  • WISCは5〜16歳対象のWechsler式児童用知能検査
比較表
小児で用いる各評価尺度の対象
尺度評価対象
MAS筋緊張・痙縮
GMFM粗大運動能力(脳性麻痺)
WeeFIM小児のADL自立度
WISC-III知能(IQ)
K-ABC認知処理・知能
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