学習トップ理由で解く 作業療法士第1章 ▸ 一般 / QO52A056

理由で解く 作業療法士

QO52A056 解剖学

出典:第52回作業療法士国家試験(2017)午前 問56
問題
二重神経支配の筋はどれか。
選択肢
1 長内転筋
2 大内転筋
3 中間広筋
4 半膜様筋
5 ヒラメ筋
解答
正解2(大内転筋)
解説

大内転筋は内転筋部(閉鎖神経)と伸筋部(坐骨神経=脛骨神経)の二重神経支配を受ける。

大内転筋は発生的に内転筋群と伸筋群(ハムストリング)の性質を併せ持ち、内転に働く部分は閉鎖神経、坐骨結節から起こり内転筋結節に至る伸展部(ハムストリング部)は坐骨神経(脛骨神経)が支配する二重神経支配の代表筋である。長内転筋は閉鎖神経のみ、中間広筋は大腿神経、半膜様筋は脛骨神経(坐骨神経)、ヒラメ筋は脛骨神経の単一支配である。ほかに恥骨筋(大腿神経+閉鎖神経)や上腕筋(筋皮神経+橈骨神経)も二重支配として知られる。

✗ 1. 誤り
長内転筋
閉鎖神経の単一支配
✓ 2. 正しい
大内転筋
閉鎖神経+坐骨神経(脛骨神経)の二重神経支配
✗ 3. 誤り
中間広筋
大腿神経の単一支配
✗ 4. 誤り
半膜様筋
脛骨神経(坐骨神経)の単一支配
✗ 5. 誤り
ヒラメ筋
脛骨神経の単一支配
ポイント
  • 大内転筋=閉鎖神経+脛骨神経(坐骨神経)
  • 内転部は閉鎖神経・伸展部は坐骨神経
  • 他の二重支配例:恥骨筋・上腕筋
比較表
二重神経支配の代表的な筋
支配神経
大内転筋閉鎖神経+坐骨神経(脛骨神経)
恥骨筋大腿神経+閉鎖神経
上腕筋筋皮神経+橈骨神経
この問題の解説の修正を依頼する

解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。

この問題をアプリで理由で解く 作業療法士
App Store入手