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理由で解く 作業療法士

QO52A053 解剖学

出典:第52回作業療法士国家試験(2017)午前 問53
問題
回旋筋腱板を構成する筋はどれか。2つ選べ。
選択肢
1 棘上筋
2 肩甲挙筋
3 広背筋
4 小円筋
5 前鋸筋
解答
正解1(棘上筋)、4(小円筋)
解説

回旋筋腱板(ローテーターカフ)は棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋の4筋(SITS)で構成される。選択肢では棘上筋と小円筋が該当。

回旋筋腱板は肩甲骨から起こり上腕骨近位に停止して腱板を形成し、骨頭を関節窩に引き寄せて求心位に保つ動的安定機構である。構成は棘上筋(Supraspinatus)・棘下筋(Infraspinatus)・小円筋(Teres minor)・肩甲下筋(Subscapularis)の4筋(頭文字SITS)。棘上筋は外転の起始、棘下筋・小円筋は外旋、肩甲下筋は内旋に働く。肩甲挙筋・広背筋・前鋸筋はいずれも腱板を構成しない。

✓ 1. 正しい
棘上筋
回旋筋腱板を構成、外転・骨頭求心位保持
✗ 2. 誤り
肩甲挙筋
肩甲骨挙上に働き腱板は構成しない
✗ 3. 誤り
広背筋
肩関節伸展・内転・内旋の大筋、腱板ではない
✓ 4. 正しい
小円筋
回旋筋腱板を構成、外旋に働く
✗ 5. 誤り
前鋸筋
肩甲骨外転・上方回旋、腱板は構成しない
ポイント
  • 回旋筋腱板=SITS(棘上・棘下・小円・肩甲下)
  • 骨頭を関節窩に求心位保持
  • 棘上筋は損傷しやすい
比較表
回旋筋腱板を構成する4筋
主な作用
棘上筋外転(起始)・求心位保持
棘下筋外旋
小円筋外旋
肩甲下筋内旋
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