学習トップ / 理由で解く 臨床医学総論 / 医療概論・衛生学・関係法規 第1章 ▸ 10. 医療倫理:施術者としての倫理 / Q19A002
理由で解く 臨床医学総論
施術者と患者の望ましい関係は、信頼・共感・協力にもとづくものである。患者の苦痛への共感が正しい。
共感とは、患者の訴える痛みやつらさを、その人の立場から受け止めようとする態度をいう。共感があってはじめて患者は症状や生活の事情を語りやすくなり、評価に必要な情報が集まる。これに対し、家族の要求を患者本人より優先すること、施術者本位の施療、施術者の利益優先は、いずれも患者を主体に置かない態度で不適切とされる。とくに家族の要求は善意から出ることが多いが、決めるのはあくまで患者本人であり、家族の意向は本人の意思を確かめる手がかりとして扱う。
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