学習トップ理由で解く 臨床医学総論第11章 ▸ E. その他の療法(手術・放射線・透析・麻酔・ターミナルケア等) / Q0734

理由で解く 臨床医学総論

Q0734 治療学

出典:鍼灸 第17回(2009) 問題61
問題
神経ブロックとその適応との組合せで誤っているのはどれか。
選択肢
1 眼窩下神経ブロック ― 三叉神経痛
2 顔面神経ブロック ― 顔面神経麻痺
3 星状神経節ブロック ― 手の血流障害
4 肩甲上神経ブロック ― 五十肩
解答
正解2(顔面神経ブロック - 顔面神経麻痺)
解説
✗ 1.
眼窩下神経ブロック ― 三叉神経痛
✗ 正しい。眼窩下神経ブロックは三叉神経第2枝領域の痛みに有効で正しい組合せ。
✓ 2. 正解
顔面神経ブロック ― 顔面神経麻痺
✓ 誤り。 顔面神経麻痺は運動神経の障害であり、顔面神経をブロックすると麻痺がさらに悪化するため顔面神経ブロックは適応ではない。他の組合せはいずれも正しい。
✗ 3.
星状神経節ブロック ― 手の血流障害
✗ 正しい。星状神経節ブロックは交感神経の遮断で手の血流改善に有効であり正しい。
✗ 4.
肩甲上神経ブロック ― 五十肩
✗ 正しい。肩甲上神経ブロックは肩関節周囲の痛みの緩和に有効で五十肩に用いられ正しい。
ポイント
  • 顔面神経麻痺に顔面神経ブロックは禁忌。運動神経をブロックすると麻痺が悪化。
  • 顔面神経麻痺は運動神経の障害であり、顔面神経をブロックすると麻痺がさらに悪化するため顔面神経ブロックは適応ではない。
  • 他の組合せはいずれも正しい。
  • 重要用語: 基本事項 を正確に理解しておくこと。
比較表
神経ブロック 適応
星状神経節ブロック 上肢の血流障害・頸腕症候群・頭痛
眼窩下神経ブロック 三叉神経痛(第2枝領域)
肩甲上神経ブロック 五十肩(肩関節周囲炎)
硬膜外ブロック 腰痛・椎間板ヘルニア・帯状疱疹後痛
肋間神経ブロック 肋間神経痛・帯状疱疹
解説画像
鍼灸 第17回(2009) 問題61|神経ブロックとその適応との組合せで誤っているのはどれか。 解説図
鍼灸 第17回(2009) 問題61|神経ブロックとその適応との組合せで誤っているのはどれか。
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