学習トップ理由で解く 臨床医学総論第10章 ▸ Q. ショック・出血傾向・貧血・易感染性 / Q0688

理由で解く 臨床医学総論

Q0688 おもな症状の診察法

出典:鍼灸 第21回(2013) 問題54
問題
貧血で黄疸がみられるのはどれか。
選択肢
1 溶血性貧血
2 巨赤芽球性貧血
3 鉄欠乏性貧血
4 再生不良性貧血
解答
正解1(溶血性貧血)
解説
✓ 1. 正解
溶血性貧血
✓ 正しい。 溶血性貧血では赤血球の破壊(溶血)が亢進し、放出されたヘモグロビンが間接ビリルビンに代謝されるため黄疸を呈する。教科書にも「黄疸は肝胆道疾患、溶血性貧血などのときにみられる」と記載されている。鉄欠乏性貧血・巨赤芽球性貧血・再生不良性貧血では溶血がないため黄疸はみられない。
✗ 2. 誤り
巨赤芽球性貧血
巨赤芽球性貧血はビタミンB12・葉酸欠乏による造血障害であり、黄疸は典型的ではない。
✗ 3. 誤り
鉄欠乏性貧血
鉄欠乏性貧血は鉄不足によるヘモグロビン合成障害であり、溶血がなく黄疸は呈さない。
✗ 4. 誤り
再生不良性貧血
再生不良性貧血は骨髄造血低下による貧血であり、黄疸はみられない。
ポイント
  • 溶血性貧血は赤血球破壊亢進→間接ビリルビン上昇→黄疸を呈する。
  • 溶血性貧血では赤血球の破壊(溶血)が亢進し、放出されたヘモグロビンが間接ビリルビンに代謝されるため黄疸を呈する。
  • 教科書にも「黄疸は肝胆道疾患、溶血性貧血などのときにみられる」と記載されている。
  • 重要用語: 基本事項 を正確に理解しておくこと。
比較表
易感染性の原因 具体例
皮膚・粘膜の障害 火傷・外傷・抗癌薬使用
好中球の減少・機能不全 白血病・再生不良性貧血・糖尿病
体液性免疫不全 骨髄腫・リンパ腫・低蛋白血症
細胞性免疫不全 AIDS・悪性腫瘍・ステロイド長期使用
解説画像
鍼灸 第21回(2013) 問題54|貧血で黄疸がみられるのはどれか。 解説図
鍼灸 第21回(2013) 問題54|貧血で黄疸がみられるのはどれか。
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