学習トップ理由で解く 臨床医学総論第10章 ▸ J. 浮腫 / Q0624

理由で解く 臨床医学総論

Q0624 おもな症状の診察法

出典:あマ指 第28回(2020) 問題53
問題
浮腫が最もみられやすいのはどれか。
選択肢
1 慢性肝炎
2 ネフローゼ症候群
3 気管支喘息
4 関節リウマチ
解答
正解2(ネフローゼ症候群)
解説
✗ 1. 誤り
慢性肝炎
慢性肝炎は肝臓の慢性炎症だが肝硬変に進行しなければアルブミン合成は保たれ浮腫はきたしにくい。
✓ 2. 正解
ネフローゼ症候群
✓ 正しい。 ネフローゼ症候群は大量の蛋白尿(3.5g/日以上)により低アルブミン血症をきたし、血漿膠質浸透圧が著しく低下するため全身に高度の浮腫をきたす。浮腫が最もみられやすい疾患である。慢性肝炎は肝機能が比較的保たれるため浮腫はきたしにくく、気管支喘息や関節リウマチは浮腫の原因にはならない。
✗ 3. 誤り
気管支喘息
気管支喘息は気道の慢性炎症であり浮腫の原因にはならない。
✗ 4. 誤り
関節リウマチ
関節リウマチは関節の自己免疫疾患であり全身性浮腫の原因にはならない。
ポイント
  • ネフローゼ症候群は大量蛋白尿→低アルブミン血症→膠質浸透圧低下により高度の全身浮腫をきたす。
  • ネフローゼ症候群は大量の蛋白尿(3.5g/日以上)により低アルブミン血症をきたし、血漿膠質浸透圧が著しく低下するため全身に高度の浮腫をきたす。
  • 浮腫が最もみられやすい疾患である。
  • 重要用語: 基本事項 を正確に理解しておくこと。
解説画像
あマ指 第28回(2020) 問題53|浮腫が最もみられやすいのはどれか。 解説図
あマ指 第28回(2020) 問題53|浮腫が最もみられやすいのはどれか。
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