学習トップ理由で解く 臨床医学総論第10章 ▸ J. 浮腫 / Q0619

理由で解く 臨床医学総論

Q0619 おもな症状の診察法

出典:あマ指 第13回(2005) 問題70
問題
浮腫がみられないのはどれか。
選択肢
1 急性腎炎
2 肝硬変
3 甲状腺機能低下症
4 副甲状腺機能低下症
解答
正解4(副甲状腺機能低下症)
解説
✗ 1.
急性腎炎
✗ 正しい。急性腎炎は糸球体の炎症によるナトリウム・水分貯留で顔面から始まる浮腫をきたす。
✗ 2.
肝硬変
✗ 正しい。肝硬変は門脈圧亢進と低アルブミン血症により浮腫・腹水をきたす。
✗ 3.
甲状腺機能低下症
✗ 正しい。甲状腺機能低下症ではムコ多糖類の組織沈着により粘液水腫(非圧痕性浮腫)をきたす。
✓ 4. 正解
副甲状腺機能低下症
✓ 誤り。 浮腫は急性腎炎ではナトリウム・水分貯留で生じ、肝硬変では門脈圧亢進・低アルブミン血症で生じ、甲状腺機能低下症では粘液水腫として非圧痕性浮腫が生じる。副甲状腺機能低下症はカルシウム代謝異常(低カルシウム血症)でテタニーが主症状であり、浮腫は通常みられない。
ポイント
  • 副甲状腺機能低下症は低Ca血症・テタニーが主症状で浮腫はみられない。
  • 浮腫は急性腎炎ではナトリウム・水分貯留で生じ、肝硬変では門脈圧亢進・低アルブミン血症で生じ、甲状腺機能低下症では粘液水腫として非圧痕性浮腫が生じる。
  • 副甲状腺機能低下症はカルシウム代謝異常(低カルシウム血症)でテタニーが主症状であり、浮腫は通常みられない。
  • 重要用語: 基本事項 を正確に理解しておくこと。
解説画像
あマ指 第13回(2005) 問題70|浮腫がみられないのはどれか。 解説図
あマ指 第13回(2005) 問題70|浮腫がみられないのはどれか。
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