学習トップ理由で解く 臨床医学総論第10章 ▸ I. 月経異常・不正性器出血 / Q0607

理由で解く 臨床医学総論

Q0607 おもな症状の診察法

出典:あマ指 第30回(2022) 問題37
問題
月経異常について正しいのはどれか。
選択肢
1 原発性無月経の原因として子宮の形態異常がある。
2 続発性無月経の原因として子宮頸癌がある。
3 過多月経は月経周期が長い状態である。
4 原発性月経困難症の症状として胸痛がある。
解答
正解1(原発性無月経の原因として子宮の形態異常がある。)
解説
✓ 1. 正解
原発性無月経の原因として子宮の形態異常がある。
✓ 正しい。 原発性無月経は満18歳を過ぎても月経が発来しない状態で、その原因には性染色体異常(ターナー症候群)、子宮の形態異常(処女膜閉鎖、腟欠損など)がある。続発性無月経の原因は妊娠・ストレス・体重減少などであり子宮頸癌は不正性器出血の原因である。過多月経は月経出血量が多い状態で月経周期の長短とは異なる。
✗ 2. 誤り
続発性無月経の原因として子宮頸癌がある。
続発性無月経は確立した月経が停止する状態で、子宮頸癌は不正性器出血の原因であり無月経の原因ではない。
✗ 3. 誤り
過多月経は月経周期が長い状態である。
過多月経は月経出血量が異常に多い状態であり、月経周期が長い(稀発月経)とは異なる概念である。
✗ 4. 誤り
原発性月経困難症の症状として胸痛がある。
原発性月経困難症は器質的疾患のない機能的な月経痛であり、胸痛は典型的な症状ではない。下腹部痛・腰痛が主症状。
ポイント
  • 原発性無月経の原因:性染色体異常、子宮・腟の形態異常。
  • 原発性無月経は満18歳を過ぎても月経が発来しない状態で、その原因には性染色体異常(ターナー症候群)、子宮の形態異常(処女膜閉鎖、腟欠損など)がある。
  • 続発性無月経の原因は妊娠・ストレス・体重減少などであり子宮頸癌は不正性器出血の原因である。
  • 重要用語: 子宮、腟の形態異常 を正確に理解しておくこと。
解説画像
あマ指 第30回(2022) 問題37|月経異常について正しいのはどれか。 解説図
あマ指 第30回(2022) 問題37|月経異常について正しいのはどれか。
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