学習トップ理由で解く 臨床医学総論第10章 ▸ H. 排尿障害・乏尿・無尿・多尿(頻尿含む) / Q0595

理由で解く 臨床医学総論

Q0595 おもな症状の診察法

出典:鍼灸 第15回(2007) 問題52
問題
尿路結石がみられないのはどれか。
選択肢
1 原発性副甲状腺機能亢進症
2 ビタミンD過剰症
3 痛風
4 アジソン病
解答
正解4(アジソン病)
解説
✗ 1.
原発性副甲状腺機能亢進症
✗ 正しい。原発性副甲状腺機能亢進症はPTH過剰分泌で高カルシウム血症をきたし、尿中カルシウム排泄増加により尿路結石を生じる。
✗ 2.
ビタミンD過剰症
✗ 正しい。ビタミンD過剰症は腸管からのカルシウム吸収増加で高カルシウム血症・尿路結石をきたす。
✗ 3.
痛風
✗ 正しい。痛風は高尿酸血症により尿酸の尿中排泄が増加し尿酸結石の原因となる。
✓ 4. 正解
アジソン病
✓ 誤り。 尿路結石は高カルシウム血症や高尿酸血症で形成されやすい。原発性副甲状腺機能亢進症はPTH過剰で高カルシウム血症をきたし尿路結石の原因となる。ビタミンD過剰症も高カルシウム血症を起こす。痛風は高尿酸血症により尿酸結石の原因となる。アジソン病は副腎皮質機能低下症でコルチゾール不足が主であり、尿路結石との関連は低い。
ポイント
  • 尿路結石の原因:高カルシウム血症(副甲状腺機能亢進・VitD過剰)、高尿酸血症(痛風)。
  • 尿路結石は高カルシウム血症や高尿酸血症で形成されやすい。
  • 原発性副甲状腺機能亢進症はPTH過剰で高カルシウム血症をきたし尿路結石の原因となる。
  • 重要用語: 副甲状腺機能亢進、VitD過剰、高尿酸血症 を正確に理解しておくこと。
解説画像
鍼灸 第15回(2007) 問題52|尿路結石がみられないのはどれか。 解説図
鍼灸 第15回(2007) 問題52|尿路結石がみられないのはどれか。
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