学習トップ理由で解く 臨床医学総論第10章 ▸ H. 排尿障害・乏尿・無尿・多尿(頻尿含む) / Q0592

理由で解く 臨床医学総論

Q0592 おもな症状の診察法

出典:あマ指 第3回(1995) 問題68
問題
多尿の原因とならないのはどれか。
選択肢
1 浮腫消退期
2 心因性多飲
3 尿崩症
4 心不全
解答
正解4(心不全)
解説
✗ 1.
浮腫消退期
✗ 正しい。浮腫消退期は利尿薬投与や心不全改善により貯留水分が排出されて多尿となる。
✗ 2.
心因性多飲
✗ 正しい。心因性多飲は精神的要因で大量の水分を摂取し、水利尿として多尿をきたす。
✗ 3.
尿崩症
✗ 正しい。尿崩症はADH(抗利尿ホルモン)の分泌不足または作用不全で水の再吸収が低下し多尿となる。
✓ 4. 正解
心不全
✓ 誤り。 多尿は1日尿量が3000mL以上の状態をいう。尿崩症はADH不足で水の再吸収が低下し多尿となる。心因性多飲は大量の水分摂取により多尿となる。浮腫消退期は体内に貯留していた水分が排出されて多尿となる。心不全では腎血流が低下するため乏尿をきたし、多尿の原因とはならない。
ポイント
  • 多尿の原因:尿崩症(ADH不足)、糖尿病(浸透圧利尿)、心因性多飲。心不全は乏尿の原因。
  • 多尿は1日尿量が3000mL以上の状態をいう。
  • 尿崩症はADH不足で水の再吸収が低下し多尿となる。
  • 重要用語: 多尿の原因:尿崩症、ADH不足、糖尿病 を正確に理解しておくこと。
解説画像
あマ指 第3回(1995) 問題68|多尿の原因とならないのはどれか。 解説図
あマ指 第3回(1995) 問題68|多尿の原因とならないのはどれか。
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