学習トップ理由で解く 臨床医学総論第10章 ▸ F. 悪心・嘔吐・腹痛・吐血・下血 / Q0573

理由で解く 臨床医学総論

Q0573 おもな症状の診察法

出典:鍼灸 第14回(2006) 問題68
問題
40歳の肥満女性。右季肋部の疝痛と発熱、黄疸が認められた。最も考えられるのはどれか。
選択肢
1 膵尾部癌
2 総胆管結石
3 腎結石
4 肝硬変
解答
正解2(総胆管結石)
解説
✗ 1. 誤り
膵尾部癌
膵尾部癌は左上腹部痛や背部痛が特徴で、右季肋部の疝痛は典型的ではない。
✓ 2. 正解
総胆管結石
✓ 正しい。 40歳の肥満女性に右季肋部の疝痛・発熱・黄疸が認められた場合、総胆管結石(胆管結石症)が最も考えられる。胆石症はFemale(女性)・Forty(40代)・Fatty(肥満)・Fair(白人)の4Fがリスク因子として知られる。右季肋部痛は胆道疾患に特徴的で、総胆管結石による胆管閉塞で黄疸、感染により発熱(シャルコーの3徴)が出現する。
✗ 3. 誤り
腎結石
腎結石は側腹部から背部にかけての痛みが特徴で、黄疸はきたさない。
✗ 4. 誤り
肝硬変
肝硬変は慢性疾患で突然の疝痛は典型的でなく、黄疸は進行期にみられる。
ポイント
  • 胆石症のリスク:4F(Female/Forty/Fatty/Fair)。シャルコーの3徴:右季肋部痛・発熱・黄疸。
  • 40歳の肥満女性に右季肋部の疝痛・発熱・黄疸が認められた場合、総胆管結石(胆管結石症)が最も考えられる。
  • 胆石症はFemale(女性)・Forty(40代)・Fatty(肥満)・Fair(白人)の4Fがリスク因子として知られる。
  • 重要用語: 胆石症のリスク:4F、Female、Forty を正確に理解しておくこと。
解説画像
鍼灸 第14回(2006) 問題68|40歳の肥満女性。右季肋部の疝痛と発熱、黄疸が認められた。最も考えられるのはどれか。 解説図
鍼灸 第14回(2006) 問題68|40歳の肥満女性。右季肋部の疝痛と発熱、黄疸が認められた。最も考えられるのはどれか。
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