学習トップ理由で解く 臨床医学総論第10章 ▸ B. めまい・耳鳴り・難聴・眼振 / Q0545

理由で解く 臨床医学総論

Q0545 おもな症状の診察法

出典:あマ指 第34回(2026) 問題38
問題
難聴について最も適切なのはどれか。
選択肢
1 伝音難聴では骨導聴力は正常である。
2 ツチ骨が障害されると感音難聴になる。
3 ムンプス難聴は伝音難聴である。
4 騒音は伝音難聴を惹起する。
解答
正解1(伝音難聴では骨導聴力は正常である。)
解説
✓ 1. 正解
伝音難聴では骨導聴力は正常である。
✓ 正しい。 伝音難聴は外耳・中耳の障害により空気伝導(気導)が低下するが、内耳以降の機能は保たれているため骨導聴力は正常である。リンネ試験では骨導>気導(リンネ陰性)となる。ツチ骨は中耳の耳小骨であり伝音難聴の原因、ムンプス難聴はウイルスによる内耳障害で感音難聴、騒音性難聴は内耳のコルチ器障害で感音難聴である。
✗ 2. 誤り
ツチ骨が障害されると感音難聴になる。
ツチ骨は中耳の耳小骨であり、その障害は伝音難聴をきたす。感音難聴ではない。
✗ 3. 誤り
ムンプス難聴は伝音難聴である。
ムンプス(おたふくかぜ)による難聴はウイルスの内耳障害による感音難聴である。
✗ 4. 誤り
騒音は伝音難聴を惹起する。
騒音は内耳のコルチ器を障害するため感音難聴を惹起する。伝音難聴ではない。
ポイント
  • 伝音難聴では骨導聴力は正常で気導のみ低下する(リンネ試験陰性)。
  • 伝音難聴は外耳・中耳の障害により空気伝導(気導)が低下するが、内耳以降の機能は保たれているため骨導聴力は正常である。
  • リンネ試験では骨導>気導(リンネ陰性)となる。
  • 重要用語: リンネ試験陰性 を正確に理解しておくこと。
解説画像
あマ指 第34回(2026) 問題38|難聴について最も適切なのはどれか。 解説図
あマ指 第34回(2026) 問題38|難聴について最も適切なのはどれか。
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