学習トップ理由で解く 臨床医学総論第9章 ▸ B. 血液生化学検査 / Q0480

理由で解く 臨床医学総論

Q0480 臨床検査法

出典:あマ指 第29回(2021) 問題39
問題
血液検査所見で炎症の指標となるのはどれか。
選択肢
1 CRP
2 LDH
3 c‒GTP
4 アルブミン
解答
正解1(CRP)
解説
✓ 1. 正解
CRP
✓ 正しい。 CRP(C反応性蛋白)は炎症の活動期に上昇し回復とともに速やかに消失する急性期蛋白であり、炎症の最も鋭敏な指標である。LDHは組織破壊、γ-GTPはアルコール性肝障害、アルブミンは栄養状態の指標。
✗ 2. 誤り
LDH
LDHは心筋・肝臓・悪性腫瘍など組織破壊で上昇するが炎症の特異的指標ではない。
✗ 3. 誤り
c‒GTP
γ-GTPはアルコール性肝障害や胆道系疾患の指標で炎症マーカーではない。
✗ 4. 誤り
アルブミン
アルブミンは栄養状態や肝機能の指標で炎症マーカーではない(炎症では低下する)。
ポイント
  • CRPは炎症の最も鋭敏な指標で、活動期に上昇し回復とともに速やかに消失する。
  • CRP(C反応性蛋白)は炎症の活動期に上昇し回復とともに速やかに消失する急性期蛋白であり、炎症の最も鋭敏な指標である。
  • LDHは組織破壊、γ-GTPはアルコール性肝障害、アルブミンは栄養状態の指標。
  • 重要用語: 基本事項 を正確に理解しておくこと。
比較表
腎機能マーカー 基準値 意義 上昇する疾患
クレアチニン(Cr) 男0.6〜1.1 女0.4〜0.8 mg/dl 糸球体ろ過の最良指標 腎不全、腎炎
BUN(尿素窒素) 8〜20 mg/dl 蛋白代謝産物の排泄指標 腎不全、消化管出血、脱水
尿酸(UA) 男3.0〜7.0 女2.0〜5.5 mg/dl プリン体代謝産物 痛風、腎機能低下
クレアチニンクリアランス 70〜130 ml/min 糸球体ろ過率(GFR)の推定
解説画像
あマ指 第29回(2021) 問題39|血液検査所見で炎症の指標となるのはどれか。 解説図
あマ指 第29回(2021) 問題39|血液検査所見で炎症の指標となるのはどれか。
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